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側弯症の話 5

側湾症と言っても個人差があるので、無責任なことは言えないのですが、
私の経験から、側湾症の治療はどうあるべきだと理想だろうか?
と言うのを書きたいと思います。

思春期頃に起こる突発性の側湾症の場合、何処まで側湾が進んでしまうのかかわからないので、
定期的に整形外科て診断を受けることはやむ終えないと思います。
西洋医学では、側湾の程度の軽い順から、リハビリ[→]?装具コルセット[→]?手術
と治療が進んで行くのですが、その間にこれ以上悪くならない様に予防する為の
教育的な指導がなかなかできないのが現状です。
例えば唯一自分で何とかなりそうなのはリハビリで、病院で教えて貰った体操を
家で行うのですが、毎日コツコツ体操をするなんて大人でもなかなかできません。
効果が出るほどリハビリをやり込むには、正しいやり方と根気が要ります。

私の場合も当時を振り返ってみると、リハビリの体操なんて良くなる気配が全く無かったので
ろくにしなかったし、側彎が悪くなって行っているその角度を定期的に図るだけの病院って、
子供心に「何か違うよな!」と思っていました。
もしレクサンダーテクニークみたいなものを、成長期に信用できる先生に習えていたら
どんなに良かったかなと想像します。
子供はとても身体の反応が良いので、難しいことは何も教えなくても、
ワークを受けるだけでも充分効果はあると思います。
反抗期の真っ最中に、体操やボディマッピングを習おうと前向きに考えられる人は、
たぶん一握りだと思います。ATは治療でなく教育なんですが、最初は受け身でも良いと思います。
でももしATのワークを受けて身体が軽くなれば、同時に気分も楽になり、
前向きに自分の身体のことを考えられるかもしれません。
そして自分の身体の使い方の癖に気づき、普段の生活、学校生活などがやりやすくなり、
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、人生がもっと明るくなりそうな気がします。
側湾の人は自分を含め頑固の人が多い感じがするので、身体の力が上手く抜けると、
もっと自分自身と付き合い安くなるかもしれません。

ATを習う事で、少しでも多くの若い側湾症で悩んでいる人たちが楽になって貰えればいいな、
というのが私の願いです。


側弯症の話 4

ATの個人レッスンを始めて一番驚いたことは、自分の肩の辺りが
明らかに広がり、整っていくのが自分でもわかるほどだったことでした。
幸い私の最初のATの先生の腕が良かったということもあるでしょうが
今までどうして良いのかわからなかった自分の身体の使い方が、
方向性(例えば、首は楽に、背中は長く、広くなど)をちゃんと持てたということで
以前とは全く違うものになったのです。

さて、側弯症の方はどうなったかと言うと、痛みが元々なかった私は
痛みという観点で測ることはできなかったのですが、少しづつ少しづつ身体は整って来ました。
たぶん、脊椎の側彎自体は簡単にはまっすぐにならないと思うので、
側彎が治ったと言うよりも脊椎が曲がりながらも、左右の筋肉のバランスが
取れてきたと言えるのでしょう。

側彎症の原因は医学的にはよく不明だと言われています。
背中の筋肉のバランスが偏り、強い方の筋肉?の方に脊椎が引っ張られて
曲がって行くと言われています。その曲がり方も、ねじれた形状になる様です。

側湾の人は、自分では自分の身体が真っ直ぐだと思っているので、
そのねじれに気づかない限り、自分で治すのはなかなか困難です。

ATを学んでいくと、少しずつ少しずつ、自分の歪みに気がついて行きます。
捻れている部分は、大体力が入っていて、固まって短くなっています。
自分がそこに気づき、筋肉が本来の長さを取り戻すと、歪みは少しずつ解消されます。
書くと単純な作業ですが、本当に少しずつ少しずつコツコツと気付いて行く作業です。
根気と時間が必要ですが、いろいろ気付けていくのはなかなか楽しいものです。

側湾の人は、足の左右のバランスが取れていないので、捻れの最初は足からかと思いますが、
実際のところ、どこから捻れ始めたのかは不明です。
私の場合、フルートを長い間間違った姿勢で吹いていたことが、
側彎を進めてしまった大きな原因の一つだったようです。

側弯症の話 3

ATを始めてから、昔つけていた装具(コルセット)にかなり問題があったと言う事にも気づきました。
それは2点ありました。

一つ目の問題点

ATのレッスンでは、自由な呼吸のためには、肋骨は自由に動けることが良いと教えるのですが、
この装具は側湾をそれ以上進めない様にコルセットを肋骨の上にガッチリとつけます。
今になって考えると、このコルセットで肋骨を締め付けたことで、
肋骨を動かすことでできる胸式呼吸がしにくくなってしまっていた可能性があります。

二つ目の問題点

このコルセットを付けていると、その中でコルセットに身を任せても、悪い姿勢、
いわゆるだらっとした感じには見えません。ですから、私は誰にもばれないことを良い事に、
鎧いカブトの様なコルセットの中でだら~っとしていました。これでは、コルセットを付けない方が
ましかもしれませんね。

今思い出しても、このような事を当時コルセットを付ける時に注意されたことが
ありませんでしたので、この治療法もかなりいい加減なものだったなと思います。

側彎の治療に、コルセットを付けた方が良いかどうかは賛否両論だと思いますが
せっかく付けるなら、きちっと指導してほしいですね。(←その指導で言われたことを
本人が聞くかどうかは別として(^_^;))